梅雨入り直前、実家のくちなしが花をつけたので今年も少し摘んできました。
足場があまりよくないところに植わっている上あまり大きな木ではないのでそんなにたくさん取れないのです。
花は小さめですが、なんとも滑らかで丸みのあるよい香りですね。そばに寄っただけでうっとりします。
しかしそう思うのは人間だけではないらしくさまざまな虫が花にくっついており、それを狙ったクモなんかもいますので採取はけっこう大変。虫はまあまあ大丈夫な私でもあまり長時間はやりたくない仕事です。蚊もいますしね。
採った花はすぐにガーゼに包んで広口瓶に入れます。瓶の底には少量のシアバターが入っています。油脂の匂いを吸収する性質を利用し、くちなしの香りをシアバターに移してしまおうというわけです。アロマテラピーを勉強された方はご存知の、「油脂吸着法(アンフルラージュ)」という方法ですね。
昨年はアルコールに浸けてみたのですが悲しいくらい香りが出なかったので、先日の指田先生の講座で教えていただいたこの方法を試してみました。
実際にはガラス板に延ばした油脂の上に花を置いていくというやり方だったようで、適当な画像を探したんですが商用可のものが見つかりませんでした。なので興味のある方はリンクからご覧ください→Google画像検索
出来上がりは期待していたよりは薄いですが、くちなしの香りはしっかり移っています。もっとたくさんの花でできれば濃い香りになってくれるんでしょうけれどね。はじめての試みとしてはまあこんなものかなと。他の精油を加えて練り香水にしてみようかなと思っています。
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