今年は私の不在中にキンモクセイが満開に!というこれまでにないピンチだったのですが、母のおかげでなんとか収穫できました。
先週、ナードアロマテラピーセミナー出席のため大阪にいた私に母から電話があったのは金曜の夕方、1日目の講義の終了間際のこと。
もう庭のキンモクセイは満開になっている、私の帰りを待っていたら盛りが過ぎてしまうので今から収穫する、花を集めた後の処理はどうすればいいかと言っています。いやいややっぱり帰りを待っててよ、と慌ててしまったのですが時は遅くすでに枝は切ってしまったとのこと(1人で鋸ふるう後期高齢者逞しき哉)。これはもう花を採るしかありません。
母はこれまで散々私の手伝いをさせられてきましたから花の集め方は知っているんですが。そこから先は私がサロンに持ち帰ってからやっていたため見たことがないのです。
こんなことならあらかじめ必要なものを預けておくんでした。そもそも毎年可能な限りキンモクセイの開花に合わせてスケジュールを調整しているのに、よりによってほんの1日2日不在の折に咲いてくれるとはなんてことでしょう。わたし何か悪いことしたかしら。ああしてるわ一杯(なぜか自己完結)。
で、翌日で構わないので出来るだけ早く無水エタノールを買ってきて花を浸すこと、それまでは密閉して冷蔵庫保存してほしいと頼んでおいたのですが、エタノールを買ってくるまでは良かったものの、「浸す」ということがいまいちピンとこなかったらしい母は結局私が日曜に実家に帰るまで花を冷蔵庫保存のままにしていたのでした(無水エタノールはきっちり買っておいてくれた…)。まあやったことのない人にそこまで求めるのは無理かもなあ…。
というわけで今年のキンモクセイチンキは2日間ほど冷蔵庫で眠っていた花で作ることになりました。
翌朝もう少し収穫作業をしました。実家でのキンモクセイの収穫は枝の剪定も兼ねていますので、育ちすぎた大枝をばっさり切ります。もちろん私の役割です。
一番いい時期は過ぎていたものの、まだ強い香りを放っています。これも瓶いっぱいに収穫しチンキに漬け込みましたので、そこそこいい香りが出るのではないかと期待しています。
さて、今年のキンモクセイ香水は1年寝かせた去年のチンキで作りますからまずは濾すところからです。
次回記事でその模様をお届けしますね。
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今年の収穫はこれまで見たことのなかった緑色の毛虫に悩まされました。あんな固い葉を食べるんですねえ。
刺されるとちくっとした刺激があり今でも少し痒いです。昨年はカメムシがかなり居ましたし、つくづく虫が苦手な方には向かない作業です(私も得意ではないんですけれど)。