次回はキンモクセイチンキを漉すところ、とか予告しといてしばらくぶりの更新が違うものの記事ですみません。
ちと量の多い仕事が来ておりましてなかなか進まないのです(私がグズなこともありますけれど)。ようやく第一部のゴールが見えてきた感じですのでもうちょっとだけお待ちください。
今日は息抜き的な短い記事です。
ヒイラギモクセイOsmanthus x fortunei
キンモクセイが終わるのと交代のように咲き始めるのが、この「ヒイラギモクセイ」。
見ての通り葉がギザギザで、ギンモクセイとヒイラギの雑種と言われています。
花はキンモクセイと同じような形ですが色は真っ白なので、私はかなり長いことこの木が「ギンモクセイ」だと思い込んでいました。でもギンモクセイはこんな葉っぱの形してないんですね。どちらかというとキンモクセイに似た葉なんですね。数年前に調べる機会があるまで知りませんでした。
というか福岡市内ではギンモクセイにお目にかかる機会が多くないように思います。福岡市植物園には確かあったはずですが、花の季節に行かないとあまり意味はありませんしね。それに比べヒイラギモクセイはあちこちで生垣として植えられていますので、どうしてもこちらの方が身近に感じてしまうのです。日本での分布は関東以西だそうですから、寒い地域の方には馴染みのない花なのですね。
身近にこの木がないのではっきりしたことは言えないのですが、花の時期はキンモクセイより若干長めのようです。寒くなってからも「あ、まだ咲いてるんだ」と感じたことが何度かありました。
香りはキンモクセイより甘く重い感じです。沈丁花やクチナシに近いように思います。「クリームのような甘い香り」と表現されている方もいらっしゃいました。
可能ならこの花もチンキにしてみたいんですけれどねえ。実家の庭に昔植わっていたんですが切ってしまいましたし。それに今あったとしても、このトゲトゲの葉っぱでは収穫がかなり大変そう。
この木は住宅の生垣の他、公園などに植えられているようですが、うちの近辺でもっとも手っ取り早く香りを感じられるのは意外なことに福岡家庭裁判所。駐車場にとても大きな古木がありまして、強い芳香があたりに漂っているのです。
別に検問があるわけじゃないので誰でも入れますが、そんなに広い敷地ではないので駐車される車などに気をつけて、マナーを守って花を愛でましょう。
数年前父が亡くなって遺言書の検認のためにここにお世話になったのも今と同じくらいの時期だったと思うのですが、その時花の香りがしていたかどうか何故か覚えておりません。あの頃はいろいろと頭がゴチャゴチャしていたのでうまく記憶がつながっていないのでしょう(ちなみに遺言書になんか問題があったとかいうわけじゃなく、単に相続のために必要な手続きをしに行ったというだけのことです)。
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