
クリスマスまでカウントダウンする、精油とハーブティーのアドベントカレンダーです。
12月18日の香り:守護天使(ブレンド精油)
内容: ホーリーフ、ラベンダー・ファイン、アイリス他

ホーリーフ(芳樟)にラベンダーがブレンドされ、リナロール(モノテルペンアルコール類)がしっかり効いているブレンドです。穏やかな抗菌作用があり心を穏やかにして血圧も下げる…。ああなんと色気のない説明!こういう解説が必要な場面ももちろんありますが今はその時じゃない!(無駄に力をいれてこぶしを握る)
「守護天使」はキリスト教の用語であり、神が人間1人1人につけた天使で善を勧め悪を退けるようその心を導くとされる存在のことで、主にカトリックや正教会の教理に登場します。プロテスタントでは「神」と「人」との関わりが最重要事項で天使はほんの脇役といった感じなため、私も天使についてはそんなに知識がないのですけれどね。
お菓子みたいに甘い甘い香りの多いこのアドベントカレンダーのブレンド精油では、少し異色の香りと呼べるかも知れません。やさしい香りではありますが、それほど甘いわけではなく軽い苦味や爽やかさもあります。悪を退け人を正しい道に導く天使という存在がこういう香りで表現されているのだと思います。
「天使」ってなぜかスピリチュアル系の方に大人気で、ちょっと検索しただけでうんざりするほどの「天使のメッセージ」にお目にかかることができます。だけどキリスト教は現世利益を追求する宗教ではありませんから、天使とはああいうところに書かれているようなご都合主義な現世的メッセージを持ってくる存在じゃないはず。
頭の中でそういう存在を作るのは個人の自由ですが、それをキリスト教の天使のイメージと混同させるのは止めてくれないかなと思います。私が「スピ系」を好きになれない理由の1つです。霊的世界が云々とか言うならちゃんと宗教の勉強もしてくださいよ。
それにしてもなんで「天使」なんですかね?なんで「神」じゃないのかね?と私などは首をひねってしまうんですが…。まあ脱線はこれくらいにしておきましょう。
12月18日のお茶:Kaminknistern-Tee/Fireplace

中身:ローズヒップ、アップル、ハイビスカス、オレンジピール、シナモン(セイロン)、精油(オレンジ、バニラ)
英訳がFireplaceというところからするとKaminknistern-Teeは「暖炉のお茶」と訳すべきなんでしょうか。パッケージもそんな感じですね。暖炉のそばにいるように暖かくなれるお茶ということなんだと思います。
エアコンしかない部屋ですが、せめて気分を出すべくうんと熱くして飲みましょう。
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