イラスト:普通人 http://www.ac-illust.com/

遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

元日と2日は雑用にとりまぎれアップの機会を逃し、3日の朝には絶対更新、と気合をいれておりましたがまさかのデータベーストラブルでログインできず...。結果こんな時間の更新になってしまいました。
昨日までにやっときゃよかったです。今年はこのことを教訓に、「何事も余裕をもって前倒し」を目標にしたいと思っています。

新年は5日より営業して参ります。
例年通り、かすみ屋からの年賀状をご持参いただきましたお客様にはトリートメント料金を10%割引とさせていただいております。この機会にどうぞリラックスしにいらしてください。

本年もたくさんのお客様、生徒さんにお目にかかれますことを楽しみにしております。
2017年が皆様にとってよき年でありますように。

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●ナードジャパン認定 アロマ・アドバイザー養成クラス生徒募集中です。
マンツーマンのフリースクール制ですのでお仕事が忙しい方でもご自身のペースで勉強していただけます。トリートメントや精油の割引、アロマ本の貸し出し等各種特典もあり。
無料説明会も随時承っておりますのでお気軽にどうぞ。
詳しくはこちらから

すいませんけど無断転載はおやめくださいね
(念のためしばらくこちらからもリンクしておきます)

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明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

毎年やってくる甥や姪たちが今年はそれぞれ別のところでお正月を過ごしておりますため、母たちととても静かな新年を迎えました。

写真はあまりよい出来ではありませんが、寒さに震えながら撮影した初日の出です。たまたま丁度良い時間に目が覚めましたので撮ってみました。
太陽が出るあたりが明るくなってからが結構長いんですね。スマホ撮影の為に手袋をしていなかった右手が冷たくなりすぎてマヒしてしまいました。暖冬とはいえ早朝はやはり冷え込みます。その後のお雑煮の美味しかったこと!

新年は6日からゆるゆると営業してまいります。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

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前記事の打ち上げの翌日、京都に行ってきました。
一昨年からアロマフィールズさんの11月の講座にあわせて京都を訪ねるスケジュールにしているんですが、それまで本格的な京都旅行というものをしたことがなかった(修学旅行でも行ってません)私は穴場どころか名所もろくに知らないため、毎年少しずつ有名どころを廻ることにしています。

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今年は哲学の道をちょっと歩いて、銀閣寺に行ってきました。

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さすがに人は多かったですが、紅葉がとても綺麗でした。
福岡では同じ樹木でもここまで鮮やかな色になったものを見ないように思います。気温の差なのでしょうか。

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そして京都を訪ねる主目的はお香屋さんめぐり。今年も買い漁りました。なぜか今年は白檀がマイブームみたいでして、あちこちでいろんな白檀系のお香を買ってしまいましたので焚き比べるのが楽しみです。ちなみに昨年は沈香でした。

京都ではどこのお店でも仏事用のお線香の他に、香りを楽しむためのお香がたくさん取り揃えられています。お店によって雰囲気が異なるので楽しいのです。

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西本願寺近くの薫玉堂さん。店内は撮影禁止ですが(これはどこのお店も同じ)、立派な白檀の根が展示してありまして、これは一見の価値ありです。もちろん手を触れてはいけませんが。

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滋賀県のみのり苑さんのお香を扱っておられるとのことでスマホのグーグルマップを頼りにたどり着いたかほりの店 明日香さん。静かな住宅街の中のお店です。
修学旅行の学生さんたちがお香作り体験をしておられるところにムリヤリ入り込んでお香を売っていただきました。小さいお店なので訪問される際には電話確認が必要かもしれません。

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そして一番散財した山田松香木店さん。京都御所の近くのお店です。こちらも店内に香木で作られた小さい仏像など置いてありますので(もちろんガラスケースの中ですが)、好きな者にはそれはもうたまらない空間です。

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この板は昨年山田松さんで購入したものですが、数珠に使った残りの白檀です。丸く数珠の玉を抜いた原木を薄く切ってこのような形で販売されているんです。白檀そのものに触れる機会が少なくなっているのですごく貴重なものだと思います。
これをちょっと削って炭にくべるとお香になるわけですが、貧乏性の私はもったいなくてまだ削ることができず、たまにお客さんに見せびらかしているだけです。

もう何軒か廻りたいお店があったのですが、帰りは関空から飛行機でしたから時間に余裕を持たせた方が安心と思い早めのリムジンバスに乗りました。ハードにはなりますが夜行バスだったら京都駅発だし出発時間が遅い分もうちょっとゆっくりできますね。来年も行けるようだったら検討してみようと思います。

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次回はキンモクセイチンキを漉すところ、とか予告しといてしばらくぶりの更新が違うものの記事ですみません。
ちと量の多い仕事が来ておりましてなかなか進まないのです(私がグズなこともありますけれど)。ようやく第一部のゴールが見えてきた感じですのでもうちょっとだけお待ちください。
今日は息抜き的な短い記事です。

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ヒイラギモクセイOsmanthus x fortunei

キンモクセイが終わるのと交代のように咲き始めるのが、この「ヒイラギモクセイ」。
見ての通り葉がギザギザで、ギンモクセイとヒイラギの雑種と言われています。
花はキンモクセイと同じような形ですが色は真っ白なので、私はかなり長いことこの木が「ギンモクセイ」だと思い込んでいました。でもギンモクセイはこんな葉っぱの形してないんですね。どちらかというとキンモクセイに似た葉なんですね。数年前に調べる機会があるまで知りませんでした。

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というか福岡市内ではギンモクセイにお目にかかる機会が多くないように思います。福岡市植物園には確かあったはずですが、花の季節に行かないとあまり意味はありませんしね。それに比べヒイラギモクセイはあちこちで生垣として植えられていますので、どうしてもこちらの方が身近に感じてしまうのです。日本での分布は関東以西だそうですから、寒い地域の方には馴染みのない花なのですね。
身近にこの木がないのではっきりしたことは言えないのですが、花の時期はキンモクセイより若干長めのようです。寒くなってからも「あ、まだ咲いてるんだ」と感じたことが何度かありました。

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香りはキンモクセイより甘く重い感じです。沈丁花やクチナシに近いように思います。「クリームのような甘い香り」と表現されている方もいらっしゃいました。
可能ならこの花もチンキにしてみたいんですけれどねえ。実家の庭に昔植わっていたんですが切ってしまいましたし。それに今あったとしても、このトゲトゲの葉っぱでは収穫がかなり大変そう。

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この木は住宅の生垣の他、公園などに植えられているようですが、うちの近辺でもっとも手っ取り早く香りを感じられるのは意外なことに福岡家庭裁判所。駐車場にとても大きな古木がありまして、強い芳香があたりに漂っているのです。
別に検問があるわけじゃないので誰でも入れますが、そんなに広い敷地ではないので駐車される車などに気をつけて、マナーを守って花を愛でましょう。

数年前父が亡くなって遺言書の検認のためにここにお世話になったのも今と同じくらいの時期だったと思うのですが、その時花の香りがしていたかどうか何故か覚えておりません。あの頃はいろいろと頭がゴチャゴチャしていたのでうまく記憶がつながっていないのでしょう(ちなみに遺言書になんか問題があったとかいうわけじゃなく、単に相続のために必要な手続きをしに行ったというだけのことです)。

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アロマブームの初期に沢山のアロマ本を翻訳された高山林太郎氏が死去されました。
ご本人のブログで管理者の方より告知されています。

R 林太郎語録 ブログ管理者よりお知らせ 訃報 高山林太郎先生

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私はこの仕事をしようと思い立ってからヤフオクやアマゾンで色々なアロマ本を買い漁りましたが、その中には高山先生翻訳の本がかなりの割合で含まれていました。写真はそのごく一部です。日本のアロマ黎明期の本のほとんどを訳されていたと言っても過言ではありません。
先生独特の言い回しや躍動感あふれる文体が好きでした。アロマテラピーの可能性への期待とともにわくわくしながら読みふけったのを覚えています。

2013年からブログを書いておられましたが随分と攻撃的な文章が多く、何があったのだろう、こんな噛みつくような書き方じゃ伝わるもんも伝わらないよ、と悲しく傍観しておりました。
今は安らかにしておられることを心よりお祈り申し上げます。



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あっそういや会場の全体写真撮ってなかったわ、と今更ながら。

9月26日に天神の警固神社で開催されたJAA(アロマコーディネーター協会)のいやしの祭典に参加してきました。
とは言いましても「かすみ屋」としての参加じゃなく中津市の久恒山林さんのブースのお手伝いです。全然使えない、態度がでかいばかりのヘルプでしたが枯れ木も山のナントカくらいのお役には立ったでしょうか…。

この「癒しの祭典」はまだ始まって数年の新しい行事のようで福岡では2回目、前回会場は糸島のハーブガーデンだったそうですが、今年はアクセス超便利な天神のど真ん中での開催です。

ぼけっとしてて全体写真を撮ってなかったのが悔やまれますが、神社だけあって会場はお座敷。それに合わせてか着物姿のスタッフも何人かいらっしゃりとても華やかな雰囲気で皆さん楽しそうでした。

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写真はこの日の収穫。精油ばかり買い漁りました。イベント特価で30%オフのお店もあり、もっとお金持ってくればよかったと思いましたが私はあればあっただけ精油に使ってしまいますからこのくらいでよかったのかも知れません。

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糟屋郡宇美町にある宇美八幡宮に行ってきました。

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九州北部には神功皇后ゆかりのお宮が多いのですがここもそのひとつ。
この地で応神天皇を出産されたと伝えられることから安産祈願の神社としてとても有名です。本来なら私には縁の無いところなんですが、身内のお参りにくっついて行ったのです。

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それほど広い神社ではありませんでしたが、楠木の巨木がいくつもあって驚きました。楠の多い西日本でもこんなに大きな木はそうそうお目にかかれません。

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面白いことに、ここのおみくじには楠(樟脳)の香りがつけてあります。先日見学に行った内野樟脳さんの製品かも知れません。
興味ある方は是非宇美神宮へ。安産の神様なので戌の日は混むそうですよ。

樟脳(カンファー)精油の香りは他の樹木系と少し違い、変なたとえですがカツオブシに似た部分があるように感じます。しばらく経つと木らしい香りも立ち上がってくるんですが、まず主に感じるのはカツオブシです。瓶から直接ではなく紙などに落とした時に特に感じます。

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実家で山椒の実を収穫してきました。赤く完熟しています。
緑色の未熟果はぬか床を作っている母のお友達に分けたんですが(そして時々美味しく漬かったキュウリなどいただくという嬉しい連鎖)、上の方で採りきれなかった残りが完熟してこのように赤くなりました。

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赤い実というのは何故か心躍るものですねえ。

今回は香りを採るというより料理に使ってみたいのでこのまま乾燥させてコショウみたいに挽けばいいのかな、などと思っていたんですが、ちょっと調べたら果皮と種を分けないといけないらしい。種が入ったままじゃ食感がよくないとか、油分を含んでいるので酸化してしまうとか(油分ってもしかしたら精油?)らしいです。
もちろんひとつひとつ手作業でやるしかないので実はけっこう面倒かも。まあそういう作業も嫌いではないんですが。

乾燥したら種がはじけていくみたいなので少しずつ果皮と種を分ける作業をやっています。香りは山椒の葉よりマイルドで爽やか。また途中経過アップしますね。

今回とても参考になったのは京都の風連堂さんのサイト。赤山椒が専門のお店です。
山椒専用乾燥機があるなんてさすが専門店。見てみたい。私はいつもの食器乾燥機で乾かすしかないんですけどね。

余談ですが、山椒の木というのは植え替えがしにくいのだそうですね。実家では種が落ちて発芽したのが何本もあるので欲しい方にお分けしたのですがどれも枯れてしまったとか。
じゃあそもそもウチにあるこの木はどこから来たのかと母に聞きましたら、どうやら実家が建つ前、この一帯が雑木林だった頃からあったらしいとのことでした。我々よりずっと古株なわけだ…。

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終戦の日に寄せて、いつもとは少し毛色が違うお話です。

とあることから「松根油(しょうこんゆ)」というもののの存在を知ったのは昨年の末。このブログをお読みくださっている中にもご存知の方は少ないかもしれません。

松根油はクロマツやアカマツなど松の木から採取される油でありますが、アロマテラピーや化粧品、調剤に使われるものではありません。なんと戦闘機の燃料として使う計画があったのです。第二次大戦末期の物資が不足する中、石油の代替として注目され各地で採油が行われました。労力として駆りだされたのは「銃後」を守る女性や子供、高齢者たちでした。
国を挙げての大プロジェクトであったらしく、ポスターまで製作されています。燃料問題が深刻化していたことがうかがえます。

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全村をあげて松根油赤だすき 松根油緊急増産運動(垂井町文化財アーカイブ)

松根油の作り方には二通りあったようです。
まず、文字通り「松の根」から採取する方法。古木の切株(できれば伐採してから10年以上経ったもの)を掘り起こして細かくした後、乾留という方法で油を抽出するやり方です。水を使わず蒸し焼きにし、出てきた蒸気を冷やして液化させます。

樹木から採油する場合、材料を細かくする作業が必要です。先日見学した内野樟脳さんでは大きなカッターでチップにしておられましたが戦時中はそういう設備もなく、すべてが手作業だった様子が記録に残っています。食料も乏しい時代に大変な重労働であったのは想像に難くありません。
切り株は伐採してから古ければ古いほど採油率が良かったようです、根の部分に精油が集中しているのでしょうね。しかしそのうち古い切り株だけでは足りなくなり新しい根や生木、杉やヒノキの古株まで使い森林の荒廃が拡大してしまう結果となりました。

参考:
松根油(しょうこんゆ)を訪ねて(ハリマ化成グループ)
松から油 駆り出された「銃後」(東京新聞)
松根油は語る(日本空襲と原爆)

※余談ですが、樟脳も火薬の発火剤として軍事利用されていた、西日本にクスノキがやたら植えられているのはその名残だ、とある講演でお聞きしました。本当に使えるものなら何でも使った時代であったのですね。

もう一つ、松脂(まつやに)から油を採取する方法がありました。
松の木の表面に傷をつけるとにじみ出てくる樹液(松脂)をとり、蒸留、精製する方法です。詳細な製法は不明ですが、もしかしたら私たちの知る樹脂系精油と似たような作り方なのかもしれません。

これらの油は一括して「松根油」と呼ばれていたものの、厳密には松の根を乾留したのを「松根油」、松脂から精製したものを「松精油(しょうせいゆ?)」という区別があったそうで、品質としては松精油の方が上、生産量としては松根油の方が多かったと書かれています。

松の木に刻まれた戦争(二〇世紀ひみつ基地)
赤松のまだ傷癒えぬ終戦日(二〇世紀ひみつ基地)
アカマツに刻まれた戦争のあだ花(カフェ「道みち」)

この松脂を採取した跡は現在でも見ることができます。古木が残っているような松林に行くと根元に近いあたりに下向きの矢印のような傷がある木がそうです。私も一箇所それらしき傷のある松を見つけましたが、あまり良い写真が撮れていなかったので掲載は見送ります。

キャンパスにある松脂採取の痕(西南メモリアル)
松根油採取あと(虹の松原七不思議の会) ※PDFファイル

多くの人が大変な思いをして作られた松根油でしたが、当初の目的であった戦闘機の燃料として実用に供されることはついにありませんでした。油を採っただけでは駄目で、燃料となるにはそれから様々な工程を経なくてはならないのですが、そのための設備が整わないうちに終戦となってしまったのです。内地でガソリンと混ぜて試験飛行に使ったという記録はあるそうですが、質が悪くすぐエンストするのでパイロットからは嫌われていたのだとか。

松の他にも、サツマイモなどの農産物を発酵させてエタノールを採取し、燃料に使おうとした動きもあったようです。それにより日本酒や焼酎などの酒造場が燃料工場への転換を強いられました。

参考:
●未知なる燃料を芋に求めて(生化夜話)

どのやり方にしても戦闘機一台飛ばすのに恐ろしく沢山の原料を必要とし、そして工程はすべて人力でまかなわれなければならず到底現実的とは言えません。にもかかわらず大真面目に実行しようとしていたところに戦争の狂気を感じてしまいました。

このような歴史を調べるたび、我々がアロマテラピーやハーブにうつつを抜かし、オーガニックとかなるべく自然のものをとか言ってられるのは戦争や軍事紛争に縁のない社会と高度な経済成長あってのことなのだなと痛感します。
蒸留所を見学してはしゃぎ、安酒ながらも楽しく酔っぱらうことのできる幸せを噛みしめ、すべての国に平和が訪れることを願ってやみません。

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前の記事の続き。
菩提樹の香りを堪能した後は、筥崎宮の花庭園でユリを見てきました。

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ここは冬の牡丹で有名ですが、ユリもいろいろな種類があり見ごたえがあります。残念ながら香りを感じられるものはありませんでしたが。

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一番数が多かったのがこの黄色いユリ。育てやすいのでしょうか。

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数は少ないですが赤やピンクのものも。

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実はここの花庭園では「ハカタユリ」という珍しい種類のユリが公開されていた時期があり、今でも見られるのかなと淡い期待を持っていたんですが、残念ながら「大変育成が難しく、現在当園で博多ゆりを見ることはできません」との貼り紙が。

写真では文字が見えづらいと思いますので少し解説しますと、このユリは鎌倉時代に渡来し、まず博多に持ち込まれたので「ハカタユリ」の名がついているようなのですが、繁殖力が弱く病気にもやられやすいので現在では絶滅寸前、岐阜県瑞浪市でわずかに栽培されているのみなのだそうです。そこから球根をわけてもらって一時は開花に成功したものの根付かせることはできなかったということのようなのですね。

そして何より、このユリは「香りが良いのが特徴」なんだそうです。これを読んだ瞬間イタリアのマドンナリリーの香りをいまだに引きずっているわたくし一気に頭に血が上り、「岐阜?瑞浪市ってどうやっていくの?とりあえず飛行機!!」と燃えあがったんですが帰宅して調べたらどうやら福岡市植物園にもあるらしい。そして今年も普通に開花しているらしい。よかったまたやらかすところだった。
植物園のハカタユリを見に行ったらまた記事にしますね。

おまけ:

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筥崎宮の境内には「あじさい園」がありますが、ユリの花はここにはありません。ユリのある「花庭園」は境内を出て地下鉄の駅の近くです。お気をつけください。
私はよく考えずこの2つが同じものだと思い込んであじさい園の方に入ってしまいまして、ここにユリがあるわけじゃないんだと気づいた時の絶望(しかも別料金)と言ったらそりゃあもう!折角なのであじさいの方も堪能してからユリ見に行きましたが。運動不足なので丁度よかったわ!
こんなバカな間違いをやる人もそうそういないかと思いますが念のため。

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