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アドベントカレンダー2015年12月19日

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クリスマスまでカウントダウンする、精油とハーブティーのアドベントカレンダーです。

12月19日の香り:クローブbio

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学名:Syzygium aromaticum
科名:フトモモ科
原産国:マダガスカル / スリランカ

釘のような形をしているところから「丁子」(丁は釘の意)と呼ばれるこのスパイスは、ヨーロッパのクリスマスの香りとして最もポピュラーなものだと思います。肉料理はもちろん、シナモンや他のスパイスと合わせたお菓子、グリューワイン(ホットワイン)の香りづけなどのレシピでクローブの名前がしょっちゅう出てきますし、何より忘れてはならないのがオレンジなどの果物にクローブを刺して作るフルーツ・ポマンダー。クリスマスから新年にかけてのシーズンを香り豊かに彩ります。

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どちらも作りかけですが

レモンやオレンジで作ることが多いですが、リンゴで作ることもできます。以前姫リンゴでやってみたことがありますが、柑橘より皮がやわらかいので形を崩さないよう乾燥させるのが大変でした。

クローブ精油は「歯医者さんの匂い」という表現をされることが多いです。お薬の中でそっくりな匂いのものがあるんですね。クローブの主成分であるオイゲノール(フェノール類)は鎮痛や殺菌の効果が高いため実際に歯科治療に使われているのだそうです。
これまで生徒さんにそのようにお話してきたのですが、先日まで数ヶ月歯医者さん通いをしておりまして、そういえばあんまりクローブの匂いしなくなってる?と感じました。ひょっとしたらその歯医者さんだけかも知れませんが。
もしかして時代の流れで薬の傾向が変わっているのでしょうか。そのうち「クローブ=歯医者さんの匂い」という認識が薄れてしまって、この表現がわかると世代がバレる、みたいになっちゃうかもしれません…。

クローブの香りは「スパイシーで鋭くて消毒薬っぽい部分もある」というのが個人的な感想ですが、中にはカラメル的な甘さを感じる方もいらっしゃるようです。色々な感じ方があるのが香りの世界の面白さです。

12月19日のお茶:Weiße Inspirationsquelle-Tee

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内容:白茶、エルダーフラワー、レモンバーベナ、ヒマワリ

Weißeは「白色度」、Inspirationsquelleは「インスピレーションの源」と出ます。
「白いインスピレーション」とでも訳すのでしょうか。私の乏しい表現力では適切な意訳が思いつきませんが、雰囲気はなんとなく伝わるように感じます。

白茶というのは緑茶や紅茶などと同じお茶の種類だそうです。中国茶のカテゴリに入るのでしょうか?
茶の葉ですからカフェインがあります。こういうのもハーブの一種みたいに使ってしまうのがここのお茶の面白いところ。
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