前の記事で心配していた通り元気がなくなってきたチェッカーベリー(ウインターグリーン)の苗を思い切って鉢に植え替えました。冬が植え替えの時期でないことは承知していたんですが、どうしても見ていられなくなって駄目元での決行です。なんとか保ってくれると良いのですが。
ウインターグリーンのことを調べていましたら、サロンパスで有名な久光製薬さんのサイトでこんなページを見つけました。1934年当時と現在のサロンパスの原料比較です。クリックすると久光さんのページ(pdfファイル)に飛びます。
これを見ますと、昔は「シラタマノキGaultheria pyroloides」というツツジ科の植物からサリチル酸メチルを採取していたんですね。学名から言ってもウインターグリーンGaultheria procumbensの近い仲間と考えていいんだろうと思います。ウインターグリーンが赤い実なのに対し、この植物はその名の通り白い果実をつけるそうなので、機会があったら是非見てみたいものです。
さて、ウインターグリーン精油は「アロマテラピー」という言葉から多くの人が連想する「癒される」とか「リラックスできる」香りとはかなりかけ離れたものであり、初めての方はビックリされることも多いのですが、同時に嫌う人があまりいない香りです。長いこと湿布の香りとして身近にあったので、無意識のうちに親近感を抱いておられる方が多いように思います。
日本ではさすがに浸透が難しいようですが、飲食物の香り付け(フレーバー)として使われていることさえあります。かなり昔ですがブログに書いたのでリンク貼っておきますね。お時間ある方はどうぞ。
ウインターグリーンフレーバー/カスミヤニッキ(旧)
ウインターグリーンフレーバー その2/カスミヤニッキ(旧)
自分でも久しぶりに読み返してみて、ルートビアで思い出しました。私の妹は沖縄にしばらく住んでいたことがあるのですが、引っ越したばかりの頃義弟(妹にとっては夫)から「黒ビール風のノンアルコール飲料でランチにぴったり」と騙されて飲まされたという苦い経験があるんだそうです(米軍基地がある沖縄ではポピュラーな飲み物らしいですね)。料理によってはランチに飲んでも合わないわけじゃないでしょうが、ビールっぽい味を期待していたらまあビックリしますよね。
で、それをずっと根に持っていた彼女は翌年遊びに来た私を同じように騙して溜飲を下げようとした(酷いヤツですよね)のですが、アメリカでルートビアのソーダフロートを食べたことのあった私にもくろみはあえなくついえたという…。悔しがる妹にアホかこいつと呆れたのもウインターグリーンにまつわる記憶のひとつです。
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