しばらく前のこと、「お風呂用」と銘打ったバラの生花を買いました。そのままお湯にうかべて優雅な気分にひたってください、というものなんでしょうが残念ながら香りが弱い。多分農薬などかけずに育ててあるのだろうに勿体無いな、ということでバスポプリを作ることにしました。
乾かすと嵩がだいぶ減りピンクが濃くなります。湿度が高かったせいか黄ばんでくるのも早いようです。
完全に乾いているように見えても湿気が残っていることがありますので、緩い熱を当てて仕上げます。これは何度か登場している 食器乾燥機。食器以外のものを乾かすのに人気という不思議な機種です(レビュー参照のこと)。
写真の為に蓋を開けています。すっかり乾いてコーンフレークのようにパリパリになるまで熱を当てます。
ポプリは必ず何種類かのハーブやスパイスを混ぜて作ります。
今はあまり使われなくなった言葉ですが、ポプリの和訳は「雑香」と書くんです。つまり「色んな香りが混ざり合ったもの」がポプリなのですね。ですから一種類だけのドライハーブではポプリと呼べないわけです。たまにラベンダーなど一種類のみのドライを「ポプリ」と称して販売されているショップがあったりしますが、実はあれは間違いです。
今回は先日ドライにしておいたレモンバームとカモミールを混ぜます。バラのドライとの割合は3:1:1くらいでしょうか。
ダイレクトに広口ビンに詰めつつ精油を垂らします。ベルガモット、ゼラニウム、サンダルウッドを各3滴ずつくらい加え、木のスプーンで軽くかき混ぜます。
このポプリはお風呂に使うつもりなので、荒く砕いた岩塩も混ぜました。写真ではちょっとしか入っていませんが、このあともっと沢山入れています。
5日~1週間程度香りをなじませて完成です。
お風呂に入れるときには一掴みくらいの量を布に包みますが、オーガンジーで作った袋なんかに入れると雰囲気が出て楽しいです。思ったより沢山出来たのでしばらく楽しめそうですね。
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