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小学生の姪につき合って、理科の実験をすることになりました。
本人の希望は「マローブルーの色の変化の実験」。
検索したらいろいろとヒットしました。とてもきれいな色になりますから、子供に人気が高いのもわかります。

今回はこちらのサイトさんの手順でやってみることにしました。手順をプリントアウトでき、動画もあるのでとても使いやすいです。

マローブルーは和名をウスベニアオイといい、その名のとおりアオイ科の植物です。花は以前からハーブティーとして人気があり、お湯を注ぐと大変美しい青紫色が楽しめます。レモンを入れるとリトマス試験紙のようにピンクに代わるので、来客の際に盛り上がれます。最近ではその色から夏向けの涼しげなお茶として紹介されるようになりました。
ただし、お味そのものは微妙です。ものすごく不味いわけではないんですがおいしくもない。香りもない。見た目に重点を置くべきお茶です。あと、喉にいいんでしたっけ。適当すぎる説明なので詳しく知りたい方はハーブの専門書でどうぞ。

さて、マローブルーはどこで買うか。最近あんまり買ってないのでよくわかりません。関係ないけど今はマローブルーって呼ぶのね。昔はブルーマロウとか言ってた気がするんだが。また一つ時代に取り残されていたわけですねわたし。

ネットで探しても案外いいお値段するし、今回必要なのはほんのちょっとですから、こういう時は実店舗を構えておられる生活の木さんが頼りです。


実験は実家でやることになったので、あらかじめ2g計っておきました。電子秤を使わせたら喜ぶかなとも思いましたが、さすがに持っていくのはしんどかった。

上記のワオ!科学実験ナビさんの通りに他の材料や器具を揃えます。
残念ながらにがりだけは忘れてきてしまったので、重曹、食酢、レモン汁、石鹸水、炭酸水、卵白、食塩水などを準備しました。下に敷くB4コピー用紙まで持参した私を誰か褒めてください。
ちなみに100mlサイズのプラスチックカップはセリアで購入できました。ダイソーやキャンドゥなど他の100均ではこの小さいサイズのクリアカップは見つけられなかった。セリアの品ぞろえすごいです。

まずはマローブルーの水溶液を作ります。私はお茶にしたことしかなかったので、水でどれほど色が出るのかと思っていましたら、あっさりとあの美しい青紫になってくれました。水気さえ加えたら色素が出るものだったんですね。熱は関係なかったんですね。


それぞれの材料に加えてみた写真がこちら。
左下が何も加えていないマローブルーです。

重曹は少し緑がかった青、卵白はさらに深めの青緑、石鹸水はやや白濁した青緑、食塩水は変化なし(薄くなっただけ)、レモン汁はピンク、食酢はもう少し薄いピンク、炭酸水は赤紫っぽくなりました。
マローブルーに含まれているアントシアニンは酸性では赤色、アルカリ性では青~緑色を示すのだそうですね。


5分間置いたのがこの写真。
変化が見られないものもありましたが、炭酸水に加えたものがどんどん薄い色になり、ついには透明になってしまったことに驚きました。水中の二酸化炭素が抜けるにつれて変化が起きたのでしょうか。

たまには香りから離れてこういうのも楽しいものですね。
なんといっても色がとても美しいので癒されました。思わず飲みたくなってしまうのが難点と言えなくもないですが。

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