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最近「飲める精油」(ほぼマルチアロマのこと)への疑問に言及される方が増えてきてなんだか心強く感じるようになりましたので、4年くらい前に書いたもののしばらくして消してしまったエントリを再アップします。

もともとは一つの記事でしたが自分でも呆れ果ててしまったくらいに長いのでいくつかに分けました。不要部分は削除し、若干の加筆修正を加えてあります。
アロマのお仕事をされてない方にはあまり面白い内容ではないと思います。申し訳ありません。

当時たまに読んでいたブログで「セラピストさんにぜひ受けてほしい手技」の特別セラピーをやると紹介されていたのでリンク先に飛んでみたら典型的なマルチ商法(MLM/ネットワークビジネス)アロマの手技(もちろん原液塗布アリ)で、がっくりきてナンデヨリニヨッテコレナンデスカ…となって書いたものでした。

マルチ商法とはネットワークビジネス、マルチレベルマーケティング(MLM)とも呼ばれ、連鎖販売取引の形で物品の販売を行うビジネスのことです。商材は健康食品などが多いですが、アロマ用品を取り扱うところもあり、日本にも何社か入ってきています。

このビジネス形態に多くの問題点が指摘されていることはもとより、アロマテラピーにおいて独特の理論、手技を展開していることが多いので、私が主催する勉強会ではマルチ商法関係者のご参加をお断りしています。
特徴的なのが精油の原液を大量に背中に滴下して「浄化」と称する手技です。1回の使用量は40~50滴に及ぶとか。

ちなみにうちでは全身のトリートメントでも精油の使用量はトータルで6~8滴程度。これを30ml程度の植物油で「希釈」してトリートメントするのです。よそのサロンさんでもそれほど比率は変わらないはず。

そうやって薄めたものを塗布するのが普通である「精油」を原液で直接滴下する。
しかも量は40~50滴

これだけでもマルチの手技の異質さが理解いただけるかと思います。

私だけでなく、ちゃんとアロマテラピーを勉強してきた人々はマルチの会社が提唱するアロマテラピーの理論を好ましくないものと認識しています。
それはどうしてなのか、個人的な見解ではありますがなるべく整理して述べていきます。

(続きます)

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●ナードジャパン認定 アロマ・アドバイザー養成クラス生徒募集中です。
マンツーマンのフリースクール制ですのでお仕事が忙しい方でもご自身のペースで勉強していただけます。トリートメントや精油の割引、アロマ本の貸し出し等各種特典もあり。
無料説明会も随時承っておりますのでお気軽にどうぞ。
詳しくはこちらから

すいませんけど無断転載はおやめくださいね
(念のためしばらくこちらからもリンクしておきます)

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※まとめサイトやバイラルメディアへの無断転載はご遠慮ください。

まだハッカ油の話題続きです。しつこくてすみません。
それだけいじり甲斐のあるネタだと思ってください。

注意して使いましょう、ペパーミント精油(1)
注意して使いましょう、ペパーミント精油(2)
注意して使いましょう、ペパーミント精油(3)
注意して使いましょう、ペパーミント精油(4)

さて、以前のエントリでG対策にハッカ油を室内に撒く方がいらっしゃるけれども個人的にはあんまりお勧めしないよというようなことを述べてきました。その理由のひとつ、「床材などの塗料をはがしてしまうかも」に関するお話です。

精油は基本的にガラス瓶(それも遮光瓶)でしか保存しません。プラスチック類を溶かしてしまう可能性があるからです。その作用が一番顕著なのは柑橘系精油でして、オレンジ精油などはその作用を応用して油汚れ系の洗剤に使われているくらいです。

では今まで気にしたことがなかったけれど、ペパーミント精油やハッカ油ではどうなんだろう?と試してみましたのが以下の写真。

150819_01

発泡スチロールに1~2滴落として、溶けるかどうか試してみます。右がハッカ油、左がペパーミント精油です。発泡スチロールは押入れから掘り出してきたものですが、鋏を使わずに手でぶち切ったのでお見苦しくてすみません。

150819_02

落としてから10分足らずでどちらも穴があきました。
これがオレンジ精油なら10分なんていわずに落とした瞬間からみるみるうちに大穴、という感じなんですがペパーミントやハッカの場合はもう少しだけ緩やかです。しかし十分「床や壁への原液散布はお勧めしない」といえる破壊力ですね。

もちろん発泡スチロールを溶かすから直ちに住居の塗料に影響がある、とは言い切れないでしょう。しかし大丈夫という保証もないわけです。どのくらいの量なら、どういう塗料なら、とかいう資料もないんです。

もちろんメーカーに訊いたってわからないと思います。そういう用途の為に作ってるんじゃないですから。知りたければ自分でひとつひとつ検証していくしかないんです。人体への影響も怖いですが、大事なお住まいの床や壁が一部だけボロボロになってしまうのも悲しいですよね。

高濃度での直接散布はとりあえず止めましょう。コットンにふくませてガラスの皿に入れて置いとくなんてどうですか?(陶器のお皿は釉薬への影響がないとも限らないのでお勧めしません)
上の写真のガラス皿は実験器具のシャーレです。シンプルだし丈夫なのでひとつ持っているといいですよ。東急ハンズなどで買えます。

150819_03

ハッカ油を切らしていたので今朝近所の薬局で買ってきたんですが、ちゃんとドロッパーがついているのがありがたい。健栄製薬さんすごい。


ハッカ油P 20ml 505円


プラナロム ペパーミント 10ml 3672円

アマゾンではハッカ油505円って安いなあ。近所の店では同じものが800円くらいしましたよ!
20mlも入ってこの価格なんだからみんながハッカハッカ言うのがわかる気がします。
プラナロムのペパーミント精油は10mlでこのお値段ですものね…(まあそれでもこちらの方を使わねばならぬ局面というのがあるのですよね。仕事にしていると)。

また続いています。ハッカ油のこと。
やはり気をつけて欲しいです、薬局方のハッカ油
ハッカ油はどのようにして作られるのか
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さて、ペパーミントのお話しつこく続きです。

注意して使いましょう、ペパーミント精油(1)
注意して使いましょう、ペパーミント精油(2)
注意して使いましょう、ペパーミント精油(3)

前回まではハッカ油(ペパーミント)をえらく危ないものみたいに書いたかもしれないので一応フォロー的なエントリ。使うのならまあこのくらいの量だったら安全かな、という具体的なレシピを書いてみました。参考にどうぞ。

ただし、前にも書きました通りペパーミントは結構禁忌の多い精油です。これらは健康な(持病のない)成人を対象としたレシピです。
以下の方々にはお使いいただけません

・妊婦、授乳中の方
・小さいお子さんのいらっしゃるご家庭
・高齢者
・てんかんの持病のある方
・高血圧の方
※その他の持病のある方も慎重にお願いします。場合によっては医師にご確認ください。ハッカやペパーミントに含まれるケトン類は中枢神経に作用します。

また、このレシピを利用したことによって蒙ったいかなる不利益にも私は責任をとれません。まとめサイトやバイラルメディアへの無断転載はお断りしておりますが、もし、十分な注意喚起なしに違法に転載された当レシピによって利用者に何らかの被害が及んだ場合も同様とさせていただきます。ご了承の上お使いください。

ちなみに私は高血圧症なのでパウダー以外のレシピは現在は使っておりません。(今より)若かりし頃、血圧が高くなる前にやっていたレシピが基になっています。精油の使いすぎで高血圧になっちゃったというわけではないのでご心配なく。体質的なもののようですから(酒のせいだろ、と叫んでいるそこのあなた、ちょっとツラ貸しなさい)。

使用精油はペパーミントかハッカ油のみ。
少しアロマの知識がある方はお手持ちの精油とブレンドしても構いませんが、その分ペパーミント(ハッカ油)の量は差し引いてください。

●お風呂
浴槽の大きさにもよりますが最大5滴くらい。
そのまま垂らさず、重曹大さじ2杯くらいに垂らして混ぜてなじませ、お湯に入れてからもよくかき混ぜてください。お湯はできるだけぬるめにするのがポイントです。私は猛暑の夏には温水プールくらいのぬるさのミントバスにはいっていました。
一般に精油は長期にわたって同じものを使い続けるのはよくないといわれています。あまり頻繁にハッカ油のお風呂につかるのはやめてください。3日続けて入ったら2日休むくらいにしておいてください。


パックス重曹F 2kg

●ジェル


健草医学舎 ( KENSO ケンソー ) 基材 ケンソー ジェル・ナチュレ

健草医学舎から出ている無香料のジェル。
こういうものが手に入るのでしたらジェルの塗布もおすすめです。
植物油に希釈するという方もいらっしゃるようですが、べたつくことがあるので私は夏はジェルの方が好きです。

・ジェル10g
・ペパーミントまたはハッカ油 4滴

※よくかき混ぜて遮光容器(透明なものは不可)に入れ、冷蔵庫で保存してください。使用期限は2週間程度です。
デコルテや腕などに薄くのばしてお使いください。皮膚の薄いところには控えめに。一度にたっぷりつけるとかぶれる可能性もありますので要注意。


クリーム用容器 10ml (3個セット)
保存容器はこういうのを使います。安いのでいいから。

●パウダー
汗を吸ってくれてスッキリします。寝る前がお勧め。

・ホワイトクレイ 大さじ2
・コーンスターチ 大さじ2
・ペパーミント精油(またはハッカ油) 7滴くらいまで

※よくかき混ぜて一晩くらい香りをなじませたら完成。寝る前にパフで皮膚につけます。寝具が粉まみれになりますので気にならない方のみ。

●スプレー
汗ばんだ皮膚にスプレーして軽くふきとります。
大量にかけなくてもヒンヤリ感が味わえるのでつけすぎ注意。顔や皮膚の柔らかい部分にはつけないこと。

・無水エタノール5ml
・精製水15ml
・ペパーミントまたはハッカ油 4滴

まず無水エタノールにペパーミントまたはハッカ油を入れてよく混ぜ、そこに水を加えます。水は一番最後です。使用前にもよく振ってください。


遮光瓶 ブルー 20ccスプレー SYA-B20ccスプレー -10本セット-

こちらも使用期限は2週間程度です。必ず遮光のスプレー瓶に入れ冷蔵庫で保存してください。100均のプラスチックボトルでは駄目です。
大さじ1=15ml、小さじ1=5mlです。計量器具がない方、ご参考までに。
上記のジェルもそうですが、冷やしておくことでヒンヤリ感が5倍増しくらいになります。

冷蔵庫保存が面倒とか100均の容器でないと高くつくとかいう人はさっくりあきらめて市販品を使いましょう。涼感スプレーも虫除けも安全で手軽で多くの方のニーズに合うよう作られた市販品が沢山販売されています。そしてそんなにお高くないです。

材料をそろえて一から作る場合、手間もお金も意外とかかるし何より知識が必要です。それと、雑貨として販売されている精油を使って何かあっても誰にも文句は言えません。自己責任ってそういうことです。
アロマテラピーはこれらのことをきちんと理解し、その上で楽しむことのできる人のみに許される趣味だと思います。そうでない人は手を出すべきではないんです。
(偉そうに書いてしまいましたけれど、そこらへんの認識ができてないとやっても楽しくないですよ多分)

なお、ハッカ油の場合、ドロッパー栓(1滴ずつ出るようになっている中栓)がないものがあると思います。傾けたらどばっといってしまいますので、必ずスポイトを使ってください。


生活の木 ミニ・ガラススポイト
無難なのはこういうガラスのスポイトです(使い終わったらアルコールで中を洗います)。


50pcs 3ml スポイト ピペット
洗うのめんどくさい人はこういうポリのスポイトをまとめ買いしておいて使い捨てにするのもありです。あくまで使い捨てです。精油がポリを腐食する可能性があるので使いまわさないこと。
講座などで一度に多種類の精油を使う場合はいちいちスポイトを洗ってられないのでこういうのを使うことも多いですね。

それと(2)の記事で書きましたGさん対策の方ですが、うちにはあんまり出ないので効果を試すことができないし、効き目の方にも疑問を持っていますので具体的なレシピは書きません。ただ前に書いたとおり、ホウ酸団子など「おびき寄せて殺す罠」の傍には撒かないほうが良いと思います。Gさんがどこから入ってくるかわかっていたらその辺に使うといいのではないかと。

ですがもしかしたら塗料などをはがしてしまう可能性もゼロではないので、原液または高濃度で床とか壁に塗ったりするのはやめた方が無難じゃないでしょうかね。柑橘精油みたいにプラスチックを溶かしたりする力は低いようですが、どんなことにならないとも限らないので。
(追記:そう弱くもないようです。続き記事を参照ください)

注意して使いましょう、ペパーミント精油(5)

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先日のハッカ油やペパーミントの使いすぎについての記事。しつこく続きます。

注意して使いましょう、ペパーミント精油(1)
注意して使いましょう、ペパーミント精油(2)

150806_1

猛暑が続く中なんとか涼しくなりたいという気持ちはわかりますが、大量にお風呂に入れるとか皮膚に塗りたくるとかやってえらいことになったという失敗談が散見されます。

ユニットバスの狭い湯船にハッカ油の中身を全部投入して入浴したら、寒さと痛みに襲われ失禁してしまった。

暑さのあまりハッカ油を体に塗りたくった結果
(togetterまとめでしたが削除されている模様)

リンク先の方々は今は元気みたいだし自虐的に笑いとったりする余裕もあるしで何よりですが、もうちょっと年配だったり血圧高かったりご妊娠中だったりしたら本当に本当に洒落にならないことになってた可能性もあるので本当に注意してください(大切なことなので「本当に」を連打してみました)。

大抵こういう間違いが起きてしまうのはハッカ油が多いみたいですね。ペパーミント精油ではあまり聞かないように思います。ハッカ油の方がずっとお安いので大量使用のハードルが低いのでしょうかね。それと製品によってはドロッパー(1滴ずつ出る中栓)がないものもあるからどばっと出ちゃうのかな。

お恥ずかしい話ですが、私はずっと昔にペパーミントでやらかしたことがあります。ある部位の痛みにとても良く効くので原液塗布(数滴ですが)していたんですが、ある時いつものように痛くなったので塗ってみたところ、おさまるどころか酷くなりのた打ち回ったという黒歴史。こういうものを自己判断で使ってしまうのは本当に怖いなと実感しました。

そもそも薬局方のハッカ油は何に使うために売られているのか、と製薬会社のサイトで調べましたら「矯味・矯臭剤」と掲載されています。

効果効能、用法用量の欄には

芳香・矯臭・矯味の目的で調剤に用いる。
また、ハッカ水の調剤に用いる。

とあり、薬の味や香りを調整するものとして使われるので、一度の使用量は多分ほんのちょっと。大量使用はまったく想定していないのです。参考サイト様

※ハッカ水とはハッカ油を精製水に飽和させろ過したもの。うがい薬などの水薬の矯味、矯臭に使われるのだそうです。作り方は薬局方に記載されていますが一般的にハッカ油2mlに対し水は1000ml。0.2%です。これだけでもすごく薄くして使うものであることがわかりますよね。

あ、それとハッカ油は「第4類危険物」に指定されています。「引火しやすい液体」ということですので火気厳禁です。参考サイト様台所に気軽に撒けるものじゃないんですよ。

そして色々とハッカのことを調べまくってハッカ脳(メンソール)の生成に興味がわいてしまい、北海道の北見ハッカの記念館に見学に行きたすぎてもだえている件。いつか富良野のラベンダー巡りと合わせて行けたらなあ。しかし北見市はちょっと遠いですね。選択肢の一つが札幌から飛行機だったりするんだもんなあ…。

続きを書きました。
注意して使いましょう、ペパーミント精油(4)
注意して使いましょう、ペパーミント精油(5)

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数年前にアップして、いまだに夏になると検索での訪問者が多い記事「注意して使いましょう、ペパーミント精油」の続きみたいな内容です。

ツイッターに思いつくまま連投し、その後Facebookにまとめた文章なんですが記録の為にブログにも残しておきます。SNSだと記事が流れていってしまいますから。

今回はG対策にハッカ油やペパーミントを使うことについての注意喚起です。

ちなみに「G」が何の略語だかわからない方はいらっしゃいませんよね?みんなが嫌ってて中には怖がる人もいるあの害虫です。北海道にはいないといわれてるやつ(そのものズバリの名称を書いとけば検索でもっと訪問者が増えるかもしれませんけどね。どうもそれはね。なけなしの美意識でツッパリます)。

G対策にハッカ油とかペパーミント精油をお勧めするまとめをやたら見かけるようになりました。実践してる人も多いようでツイッターのタイムラインにもよく流れてきます。正直なんでここまで?と思います。
実をいいますとうちの協会の精油辞典では昆虫忌避作用を期待される精油の中にペパーミントは入ってないんですよ。まったくないわけじゃないだろうけどもっと効果が強いとされる精油がありますのでね(でもここには書きません。どんな風に拡散されてどんな風に使われていくかわかんないから。自分の生徒さんにはじっくりコッテリお教えします)。

まあ暑い時期にはスッキリしていい香りだし、清潔感もあるのでキッチンに使っても違和感ないしやりたきゃやればいいんじゃない?くらいの気持ちではあるのですが、うちにはあまりGさんが出ないので効果の程は試せていません。

ただ、ホウ酸団子だのGホイホイだのと一緒に使っちゃうのは逆効果じゃないがと思います。これらがGさんをおびき寄せて毒を食わせたり捕獲したりするタイプのものであるのに対し、ハッカ油やペパーミントに期待されるのはGを「寄せ付けない」効果の方なのですから。ホウ酸団子の周りにせっせとハッカ油撒いちゃったりするとGさん食べに来れないんじゃないかと思うんですよ。両方を使おうと思うんなら場所を分けましょう。


【ペパーミント 10ml】[PRANAROM

それとペパーミントは結構禁忌の多い精油です。乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、老人、癲癇患者には使用してはならないとされています。もっともこれはボディに塗布する場合の話ですが。だけど香りだけでも影響を受けちゃう人はいますので、密閉した空間で強く香らせるようなことはやめましょうね。赤ちゃんが舐めちゃう可能性のあるところも注意してください。スプレーの場合は広がりますから思いがけないところに成分が残ってる可能性もあります。精油は「副作用のない、いくらでも使っていい自然の殺虫剤」なんかでは全然ないのです。


ハッカ油P 20ml

薬局で購入できる日本薬局方のハッカ油と、アロマショップで買えるペパーミント精油は原料植物、製造法共に少し違います。従って内容成分も同じではありません。この辺も詳しく触れることは避けますが、どちらも赤ちゃんや妊婦さんや病人やお年よりには塗布(入浴に使うことも)は禁忌、香らせるだけの使い方でも控えめに、と覚えておけば間違いはありません。

検索したら山ほど出てくるアロマで虫対策、みたいなまとめはあんまり信用しちゃ駄目です。素人に毛の生えた程度、という表現がありますが、こういうまとめでは失礼ながら毛すら生えてないんじゃないかと思われるような方も多いですから。信用度は推して知るべし。面倒なのでいちいち突っ込みませんけど。

当たり前のことなんですがどんなものでも利点と欠点があります。なんでも大量に使うのは良くないです。「自然のものがなんでもスバラシイ」わけじゃありません。アロマ講師としては不適切発言かもしれませんが、市販の虫除けや殺虫剤を用法用量を守って使うほうが安全でお手軽って場合もあるんじゃないかなあと思いますよ。

続きの記事を書きました。
注意して使いましょう、ペパーミント精油(3)
注意して使いましょう、ペパーミント精油(4)
注意して使いましょう、ペパーミント精油(5)
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ラベンダー祭りやったり長引いた夏風邪に悩まされたりしてレポが遅れてしまいましたが、福岡県みやま市の内野樟脳さんの工場を見学してきました。

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折悪しく結構な雨の日で少し迷いましたが、内野樟脳さんは国道から入ってわりとすぐの住宅街の中にありました。山深くクスノキ林の中にひっそりとたたずむ工場、というイメージを勝手に抱いていたんですが夢見すぎですね。

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工場の前庭には原料となるクスノキの材木が積まれていました。樟脳をとるにはある程度の太さのものでないと駄目だそうです。この写真でいうと手前の輪切りにされた幹くらい。奥にころがしてあるやつは「(窯の)焚きつけにしかならない」のだそうな。
クスノキはどこで入手するのかお聞きしましたところ「伐採して不要になったものが持ち込まれることもあるし、材木市場で買ったりすることもある」とのことでした。

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訪問した時はクスノキの切り株をチップにする加工をされていました。
この大きなカッターで細かくしていくわけです。建築現場みたいなすごい音がしていました。

もちろん精油をたっぷり含んだチップなので、周辺には強い樟脳の香りが漂っています。ミントと似ているような似てないような、清涼感のあるフレッシュな香りです。
そのお陰だと思うのですが、壁などあってないような「屋根があるだけのほぼ屋外」のような工場であったにも関わらず、虫がほとんどいませんでした。蚊に刺されやすい私がここにいる間は一度も被害にあわなかったのですからさすがは樟脳という他ありません。

チップ加工の動画を見つけましたので貼っておきます。興味ある方はどうぞ。

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チップは後方のベルトコンベヤーで二階の蒸留釜へ運ばれ、水蒸気蒸留されます。
これも動画がありましたのでご覧ください。中に人が入って踏み固めることができるくらい大きな窯であることがおわかりいただけると思います。

ちなみに樟脳を採ったあとのチップはやはり釜の焚きつけに使われます。足りるのかしらと思ったら、それどころか余るくらいだそうです。昔は銭湯に持って行ったりもしたのだとか。
そして焚きつけにした灰は鹿児島の名物「あくまき」を作るのに使われるんですって。クスノキの灰が一番いいらしく鹿児島から探し求めてやって来られた方もあるんだそうです。

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樟脳を含んだ蒸気は張り巡らされたパイプを伝って冷却槽に運ばれ、ここで冷やされ固形化します。冷却槽の上蓋部分に地下水を流してじっくりと冷やすのだそうです。

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これは圧搾する機械。
固形の樟脳と液体のオイルを分けるために搾るんだそうです。樟脳は着物などの引き出しに入れて使うものですから、オイル分が残っているとシミを作ってしまうんですね。なるべくしっかり搾って液体部分がなくなったものがよい樟脳なのだそうです。

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そしてこれが待ちこがれた樟脳オイル。ここの工場では濾したりせず、しばらく静かに置いて不純物などが底に沈むのを待つんだそうです。現在のようにアロマ用としての需要が増える前は、製薬会社などへの出荷が主流だったとのこと。

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帰り道で購入した10mlの樟脳オイル。深緑の渋いパッケージに入っています。
販売会社の方によるとどこかの雑誌に取り上げられて問い合わせが殺到しているそうで、現在品薄なんだそうです。買えてラッキーでした。

内野樟脳さんを知ったのは私がこちらに引っ越して間もない頃でしたからもう随分前のことですね。まだサイトもお持ちではなくどこかの特集ページに掲載されていたところになんとなく検索していてたどりつきました。「福岡県に蒸留工場がある!」と非常に興奮したのを覚えています。見学に行きたい気持ちはその時からありましたが、コネもない個人が行っても迷惑じゃないかなと迷っていました。

それでも関心を持ち続けているとどこかしらで噂が耳に入るもので、ご主人が亡くなられて(もともとご夫婦で工場をやっておられたのです)樟脳作りが危機に陥っていること、残された奥様が周囲の協力のもとに存続の道を探しておられるというお話が聞こえてきていました。
たまにブログでとりあげたりもしたので、昔からお読みいただいた方はご記憶かと思います。これとかこれとか。

それからまた数年が経ち、先日久しぶりに検索してみましたら立派なサイトがヒットするし、観光情報のページに掲載されているし随分とメジャーな存在になっていて驚くと共にとても嬉しく思いました。そうして数年越しの思いが実って見学に行くことができたのです。
また機会があったら訪ねたい工場です。できれば樟脳が出来上がったところを見てみたい。

おまけ:

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帰り道に立ち寄った南瀬高の道の駅でお茶。桃の季節だったのでアイスやお菓子がとても美味しかったです。
実は樟脳オイルの販売店がこの辺のはずと探し回って見つけられずここのお店の方にお聞きしたら色々調べていただいて電話番号を知ることができました。
みやま市は初めて行きましたが、人も優しいし食べ物美味しいし良いところですね!

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なにやら私にしてはバタバタした日が続き、またしつこい夏風邪に悩まされていることもありましてブログ更新滞っております。
先日見学させていただいた内野樟脳さんのことも早く書きたいのですが、多分早くて来週あたりになると思います。時間の使い方が上手にならないといけませんね。

そんな中ですが、北海道からラベンダー生花が無事届きまして現在祭り中です。

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やっぱりラベンダーの香りって良いですね!精油の香りが苦手な方も、生花の香りならOKだったりするようですよ。ああ北海道行きたかったなあ…(まだ言ってる)。

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相変わらずヘタクソですがクラフト作りもやっています。
ラベンダー生花の蒸留もお楽しみいただけます。詳しくはこちらをご覧ください。

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7月4日にファーム富田さんの創業者富田忠雄氏が亡くなられていたとのこと。
Facebookのコメントで教えていただきました。ずっと体調を崩しておられたのか、急なことだったのかはわかりませんが、これから見ごろを迎えるおかむらさきは少しでもご覧になっていたでしょうか。

北海道でのラベンダー栽培の始まりは1930年代、第二次大戦前のことでした。もちろん観賞用ではなく、香料採取を目的として植えられたのです。
当時経済的にあまり強い立場でなかった日本が良質な香料を入手するために国内での生産を目指したのだと聞きます。大戦をはさんでその動きは活発になり、富良野地方ではたくさんの農家がラベンダー栽培をはじめ、1970年に生産量はピークを迎えました。
当時はあちこちにラベンダーの蒸留所があったのだそうです。叶うことならその時代にタイムスリップして蒸留所をめぐりたいものですね。

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富田氏が中富良野でラベンダーの栽培を開始したのは1958年のこと、当時の畑は「トラディショナルラベンダー畑」という名前で今も残っています。

しかし国産ラベンダー精油の隆盛は長くは続きませんでした。安価な外国産精油や良質な合成香料に押され、北海道産のラベンダーは急激にその流通量を減らしていきます。同じような化粧品ができるのなら安い材料の方がいいですものね。当時は「国産」「とか「天然」ということに価値を見出す人も少なかったでしょうし。
そして1975年、ピークだった1970年の5年後には北海道のラベンダー栽培はほぼ終わりを迎えてしまうのです。

多くの農家が他の作物に鞍替えしていくなか、富田氏はラベンダーの畑を維持し続けました。
一度はつぶしてしまおうとトラクターを乗り入れたものの、ラベンダーが踏み潰されるバリバリという音が「悲鳴のように聞こえ」、「わが娘を手にかけているような錯覚を起こし」、それ以上進めることができなかったと著作に書かれています。

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トラディショナルラベンダー畑の前にある看板です。トラクターでつぶそうとしたのはここだったのでしょう。特徴ある文字はおそらく富田氏の直筆だろうと思います。
(画像をクリックすると拡大します)

1976年に当時の国鉄のポスターにラベンダー畑の写真が使われたことから存在が知られるようになり、香料用から観光のための花畑へと形を変えていくこととなりました。
ファーム富田さんのサイトできっかけとなったポスター写真を見ることができます(ページの真ん中あたりです)。

ファーム富田さんの最寄り駅はその名も「ラベンダー畑駅」といいます。周囲は見事なまでになんにもない、畑の真ん中の無人駅です。ここは中富良野のラベンダー畑を訪ねるためだけに作られ、夏の観光シーズンには臨時列車が停車するたびにたくさんの人が乗り降りします。
その周辺だけあまりに人が多いので選挙カーがやってきて候補者が演説を始めたこともありました。週末には畑へ向かう道路は渋滞で悩まされるのだそうです。

富良野へは海外からも観光客がたくさん来られます。特にアジアからのお客さんが多いので、コンビニのおばさんも駅員のおじさんもとりあえず客には英語で話しかける、みたいな光景が珍しくないほどです。
そういう状況を俗っぽいと嫌う人もいるでしょう。私もどちらかというと人ごみ好きじゃないので、誰もいない静かな畑でラベンダーを堪能できればどんなにいいかと思います。

しかし今の日本で、これだけ多くの人を集められる、これだけの観光の目玉になるハーブって他にはありません。それは純粋にすごいことだと思います。尊敬の念を抱かずにはいられません。

富田氏に関する本で入手可能なのは今のところ下記の2冊のようです。


わたしのラベンダー物語 (新潮文庫)

富田氏の自伝。私が持っているのは2002年に出た文庫版ですが、もともとは1999年に書かれたもののようですね。


富良野ラベンダー物語 岡崎英生 (著)

こちらは2013年に刊行されたもの。富田氏ではなく別の方が著者です。
時代背景などはこちらの方がより詳しく書かれています。

これらを読みますと、とても「熱い」お人だったようで、ラベンダーへの情熱が伝わってきます。
晩年はアロマ環境教会の顧問をなさっていたようで、どこかで講演をお聞きするチャンスがないかしらと思っているうちに天国へ行ってしまわれました。安らかに眠られますようお祈り申し上げます。

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しばらく前のこと、「お風呂用」と銘打ったバラの生花を買いました。そのままお湯にうかべて優雅な気分にひたってください、というものなんでしょうが残念ながら香りが弱い。多分農薬などかけずに育ててあるのだろうに勿体無いな、ということでバスポプリを作ることにしました。

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乾かすと嵩がだいぶ減りピンクが濃くなります。湿度が高かったせいか黄ばんでくるのも早いようです。

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完全に乾いているように見えても湿気が残っていることがありますので、緩い熱を当てて仕上げます。これは何度か登場している 食器乾燥機。食器以外のものを乾かすのに人気という不思議な機種です(レビュー参照のこと)。
写真の為に蓋を開けています。すっかり乾いてコーンフレークのようにパリパリになるまで熱を当てます。

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ポプリは必ず何種類かのハーブやスパイスを混ぜて作ります。
今はあまり使われなくなった言葉ですが、ポプリの和訳は「雑香」と書くんです。つまり「色んな香りが混ざり合ったもの」がポプリなのですね。ですから一種類だけのドライハーブではポプリと呼べないわけです。たまにラベンダーなど一種類のみのドライを「ポプリ」と称して販売されているショップがあったりしますが、実はあれは間違いです。

今回は先日ドライにしておいたレモンバームとカモミールを混ぜます。バラのドライとの割合は3:1:1くらいでしょうか。

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ダイレクトに広口ビンに詰めつつ精油を垂らします。ベルガモット、ゼラニウム、サンダルウッドを各3滴ずつくらい加え、木のスプーンで軽くかき混ぜます。

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このポプリはお風呂に使うつもりなので、荒く砕いた岩塩も混ぜました。写真ではちょっとしか入っていませんが、このあともっと沢山入れています。

5日~1週間程度香りをなじませて完成です。
お風呂に入れるときには一掴みくらいの量を布に包みますが、オーガンジーで作った袋なんかに入れると雰囲気が出て楽しいです。思ったより沢山出来たのでしばらく楽しめそうですね。

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昨日の記事で書きましたハカタユリを見に福岡市植物園に行ってきました。
このユリ、原産国は中国で安土桃山時代くらいに日本に渡来しており、「ハカタユリ」の名はまず博多に入ったのが最初だからとのこと。博多でたくさん咲いていたから、じゃないんですね。もしかしたら生育に適している土地ではなかったのかも知れません。

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ハカタユリがあるのは「紅葉樹園」のゾーンです。
展望台前広場の近くにも数本ありますが、今の時期あまり人が行くことがない紅葉樹園の方に下っていくと、もう少し広範囲で植えられているのを見ることができます。

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「テッポウユリに似た花」とありましたが、確かに良く似ています。咲き始めはやや黄色がかっていてこの時に芳香があるとのこと。開いていくと白っぽくなりますが、香りも薄れていくとのこと。

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なるべく黄色味を残している花を選んで香りを試してみたのですが、涼しげで甘い良い香りではあるものの、かなり弱いです。これから精油を採取するのは溶剤抽出であっても難しそうと思ってしまうくらい薄い香りです。香料を集めていた頃はもっと強い香りであったのでしょうが、現代では栽培が難しくなってしまったこのユリ、咲くだけで御の字というべきかも知れません。

種の保全のため、植物園では近隣の園芸愛好家の方に球根を分け育ててもらっているそうですから、ひょっとしたらそういうところで育ったものものには香りの強いものがあったりするかも知れませんね。

派手な花ではありませんが、形も色も清楚で個人的にはとても好みのユリです。茎が細く葉も小さめのところがイタリアのマドンナリリーを思い出させてくれて好ましいです。あとは香りがもう少し強ければ言うことないんですけれど。
まだ蕾がありましたのでこれからしばらくは花が楽しめると思います。広場より紅葉樹園の方が沢山見ることができますが、斜面にユリ畑が作ってありますのでちょっと足元注意かも。

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